5月5日にGoogleは検索サービスに「サーチウィキ」という新しい機能を追加しました。一言で言うとユーザーに検索結果を評価させる機能です。
Google日本語版とGoogle中国語版両方確認してみましたが、現在のところ日本語版しか導入されていないようです。
Googleアカウントにログインした後に検索すると、
- 「↑」順位を上げるボタン
- 「↓」順位を下げるボタン
- 「×」検索結果を消すボタン
などのボタンが検索結果の横に追加されています。
ユーザーがカスタマイズした検索順位がオーガニックの検索順位に反映されると、新しいアルゴリズムが出来上がる可能性があります。これまでページランクというサイト間の被リンク数とその品質をベースにした判断ではなく、ユーザーの意思が検索順位に反映される仕組みともなれば、より精度の高い検索を実現することができます。
今回の調整によって、SEO業界にも深い影響が出てくると思われます。新しい手法のスパムの出現は時間の問題です。サイトからの評価だろうか、ユーザーからの評価だろうか、いつの時代でも高品質の「コンテンツ」はSEO成功の王道です。