Google検索ツールによるSEOへの影響

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先日、Googleは英語版と日本語版に新しい検索ツール機能を実装しました。

検索結果画面でロゴ直下にある「検索ツール」のテキストリンクをクリックすると、左側に下記のようなフィルタリングのメニューが表示されます。

⇒検策結果種別

  • すべての結果(デフォルト)
  • 動画
  • 掲示板

⇒期間指定

  • 期間指定なし(デフォルト)
  • 24時間以内
  • 1週間以内
  • 1年以内

⇒表示設定

  • 基本情報のみ(デフォルト)
  • 画像表示
  • 長い要約文

⇒ワンダーホイール(キーワードの関連性を示す機能)

メニューにはいろいろ書かれていますが、SEOの観点から言えば、主な変更は二つのみです。

1.検索結果の時効性
これまで推察されているアルゴリズムでは、収録時間の古いほうが有利とされています。しかし検索ツールによって、比較的新しいページも上位に出てくるようになりました。ということは、絶え間なく発信や更新しているサイトにプラス効果が与えられたと考えられます。(例:ニュースサイト、ブログ)

2.検索結果の多様性
ウェブページ一色だった検索結果に掲示板、画像、動画などが追加されました。以前からGoogleにあった検索項目ですが、今回の改善によって大分使いやすくなりました。SEOも単なるウェブページに対策を施す時代からメディアミックスが必要とされる時代に前進しました。(複数の媒体を連動させて効果を引き出す)

残念ながら、いつものように中国版の検索ツールはいまだに確認できませんでした。時間を絞った検索結果や掲示板のコンテンツなどは言論の統制や監視が難しいからだろうと私なりに原因を推測しています。

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