2010年3月23日についにGoogle中国は香港に撤退することを発表しました。
現在のGoogle中国の検索サービスについて
新たに香港ドメインが起用されました。http://www.google.com.hk/
厳密に言うと、大半の情報検閲に引っかからないGoogle.cnで運営しているサービスはCNのほうで続行している模様です。ウェブ検索、ニュース検索、イメージ検索など検閲に引っかかるものは香港に移行せざるを得ませんでした。なぜ「香港」に移行
■香港に移行したサービス(CNドメインから香港にリダイレクト)
■中国大陸で続行するサービス
- 谷歌音乐
- 谷歌视频
- 谷歌地图
- 谷歌购物搜索
- 谷歌财经
- 谷歌翻译
- 谷歌265导航
- iGoogle
- 博客搜索
- 谷歌浏览器
- 谷歌热榜
- 谷歌生活搜索
- 谷歌图书
- 谷歌学术搜索
- 谷歌字典
- 谷歌公交搜索
- 谷歌代码搜索
- 谷歌趋势
- 谷歌拼音输入法
中国語のトップページに「Google中国の新たな家にいらっしゃいませ」と言う文言も書かれています。
現在のGoogle中国の広告サービスについて
SEM広告とAdsenseは正常に表示されていますが、広告代理店への賠償問題と広告主の信頼回復問題にも注目です。短期的には、百度のシェアは伸びるでしょうが、長期的には、競合がいなくなることによって中国語検索エンジン市場全体の発展に悪い影響があると思われます。
Google中国撤退理由の説明について
度重なるハッカーによる攻撃の他に、撤退の理由に挙げられたのは中国のインターネット監視制度です。同じく中国側にブロックされているネットサービスの例も挙げられました。
またGoogleは自社サービスのブロック状況も正式に発表しました。(Google China service availabilityというサービスで毎日監視と更新を行っているそうです。)