7月14日のCNNIC中国インターネット情報センターの情報によると、2009年から「.中国」漢字を利用したドメインサービスが正式にスタートすることになります。
6月末に終了した第32回ICANNの年度会議上で、ICANN理事会は中国語を含むそのほかの言語をインターネットのトップドメインドメイン(TLD)として利用することに同意しました。CNNICはその後の会見で、2009年度から利用可能な「.中国」漢字ドメインシステムを発表しました。
現在「中国語.COM」という形式の中国語ドメインの利用がすでに開始されていますが、上記情報に合わせれば、来年から「中国語.中国」というすべて中国語漢字によって構成されるドメインの利用が可能になります。中国のユーザーは馴染みのない英語ドメインを入力するのではなく、覚えやすい中国語だけを入力すれば、関連サイトに直接飛ぶことができます。
CNNICの紹介によると,ICANNの今回の決議案は,業界に多大な影響をもたらします。今回の決定は1983年からのドメインネームシステム(DNS—Domain Name System)で25年間英語が独占する状況を打破しました。中国語を含め、英語以外の言語のインターネット世界での地位をアップさせる効果があります。