昨日から一夜にして、Google批判事件の焦点人物とも言える高也君が中国の各検索エンジンから姿を消されました。高也君はCCTVニュース番組にGoogle関連のインタビューを受けた大学生です。番組放送後、すぐに中国ネットユーザーに「人肉検索」されました 。学校、彼女、電話番号などの個人情報がネット上で明かされ、実はCCTVニュース番組の研修スタッフではないかという疑惑も浮上しました。
昨日から一夜にして、前例のない異様なスピードで中国の各検索エンジンから高也君の個人情報が消されました。高也というキーワードで検索すれば、百度、Google中国をはじめとして、多くの検索エンジンで「法律に反する内容が含まれるため、検索結果不表示です」のような文言が表示されるだけで、高也君関連の報道や情報は一切出て来なくなりました。
「法律に基づいて、不表示」などの文言が書かれていましたが、実際に中国では個人情報保護に関連する法律は未だに定められていません。政府は今回の事件の教訓を生かし 、早めに関連法律を策定していただきたいです。民衆の需要はもちろんですが、政府としても関連法律の需要もあるかもしれません。
百度の検索結果
根据相关法律法规和政策,部分搜索结果未予显示。「法律と政策によって、一部検索結果未表示です。」
Google中国の検索結果
搜索结果可能涉及不符合相关法律法规和政策的内容,无法显示。「法律と政策に反する内容が含めれるため、検索結果を表示できません」