6月15日、丸井はアリペイと提携することを発表しました。同社の中国向け通販サイトも同時にリリースされています。
ニッセンの通販進出、ユニクロとTAOBAOの提携などのニュースを思い出させますが、直接B2Cの方式で中国市場を開拓しようとする日本企業は次々と現れています。
アリペイはアリババ傘下の支払いサービスです。中国では圧倒的に人気のアリペイのユーザー数は、2009年5月10日時点で1.8億人を突破しました。20~35歳の若者が多く、丸井のターゲット層と一致していることが、両者が提携する理由の一つとも言われています。
今回アリペイと丸井の仲介となったのはソフトバンク関係の会社SBPS(SOFTBANK PAYMENT SERVICE CORP)です。アリババとソフトバンクの関係もあり、アリペイの日本での宣伝・導入をサポートしています。中国の媒体によると、これからアリペイとSBPSは日本企業に向けて、中国ネット関連情報、ウェブコンサルティング、中国向け販促企画、物流などのサービスも提供するつもりだそうです。