中国ビジネスの場で、スマホ、iPadなどのモバイル機器が登場する率が結構増えてきているようです。それに対するサービスを提供するベンチャー企業も増え始めました。本日ご紹介したいのは「paike」というiPad向けのB2Bサービスです。
中小企業が独自でタブレット対応のホームページを構築するのは、コスト的になかなか合わないです。ということで、iPad対応HPは「paike」を利用することで簡単に作れます(カスタマイズテンプレートなどにも対応)。
同サービスにアップロードした商品の資料、画像、スライドショー、ビデオなどは、自動的にAppストアの「paike」アプリに同期されます。クライアント先で、iPadで関連資料、商品カタログなどをクライアントに見せられるわけです。
プロモーション機能としては、メール、QRコード、weibo、wechat、電子名刺などに対応しています。個人アカウントは98元/年間。無料に近いですね。
中国ビジネスのモバイル完全対応、そのコストを最小限で!
スマホ : 百度APP変換ツール(無料)
タブレット : 「paike」(98元/年間)
PCサイトを構築する際、これらをおまけにすると、サイトはより実用的になり、お得感もアップ!いや、そもそも、私の頭も古くなってきました、モバイルだけで、PCサイトは不要というのが、これからの流れかもしれません。
日本国内ではウェブはウェブとして管理し、ipadなどのタブレットは業務管理ツールと紐付いていて、そこから商品カタログなどを引っ張り出して表示させているか、dropbox等に保存した商品カタログを現場で見せる、といった使い方が多いのかも知れません。
そうしたツールが国境を超えて利用できると良いですが、たとえばdropbox等は中国ではブロックされています。そのため、会社全体としての導入は難しいかも知れませんが、中国現地の営業部単位でこうしたツールを探して利用するのは、効率化進展のためのスモールスタートとして充分検討できるのではないかと思います。