結論からいうとこれまで百度中国向けのSEOはなかなか実行できるアクションがないのは事実でしたが、最近中国百度はアクセス解析サービスを公開すると同時に検索オープンプラットフォームという名のサービスも提供しはじめました。これまで百度向けのSEOが難航する状況を打開できるものです。
アラジン計画の一部として公開した検索オープンプラットフォームですが、Googleマスターツールにあるサイトマップ送信機能とよく似たようなものです。運営中のサイトのコンテンツやデータを百度所定の6種類のxmlフォーマット(Xml例)で提出すれば、検索結果に収録してくれる仕組みです。6種類xmlはそれぞれ6種類の検索結果に対応しています(人民元レートの表示例)。
お主な機能
- 1、キーワード指定可能;
- 2、表示順番指定可能;
- 3、スタイル指定可能;
- 4、更新頻度指定可能。
審査について
■会員登録の審査
かなり厳しいです。身分証明書のコピーの提出が求められます。
■提供するコンテンツ・データの審査
機械審査ではなく、人による審査になります。
SEO実施可能のサイト
すべてのサイトがこのサービスを利用できるのは限らないです、
審査を通るため現段階では専門分野でオフィシャルのデータをお持ちのサイトが望ましいです。
検索エンジンの分野でも「人海戦術」を応用できるのは中国だけかもしれません。データの提出も手動ですし、審査も人がチェックする形になっています。