中国モバイルブラウザシェア、2012年6月の統計データをご紹介させていただきます。中国モバイルブラウザユーザー数は2.78億人で、モバイル・インターネットユーザー全体において、浸透率は71.8%です。
中国のモバイルブラウザがなぜ重要かというと、現段階ではモバイルユーザーがインターネットにアクセスの主要な入り口となっているからです。統計によると約7割のユーザーが毎日利用しています。
モバイルブラウザからウェブサイトにアクセスする方法別統計
ここも中国らしい特徴があります。safari,chromeなど控えめなブラウザに比べて、中国のモバイルブラウザはトップページに各ジャンルサイトへのナビゲーションが充実していて、実際にユーザーにも好んで使われているようです。
- モバイル検索経由 80.5%
- モバイルブラウザデフォルト検索ボックス経由 54.0%
- ブックマーク経由 51.4%
- モバイルブラウザのナビゲーション経由 50.2%
- URL入力 48.7 %
CNNICより
前述通り、モバイル・インターネットの入り口として、また貴重なキャッシュが得られるトラフィック元として、「モバイルブラウザ」中国IT企業が激しく戦っている領域です。QQのプリインストールとIMの抱き合わせを除けば、実質いまのNo.1はUCWebです。
中国のモバイルブラウザは一言でまとめると「なんでも屋」です。プラットフォームになる傾向が強いです。chromeとsafariは比べたら、すごく「素朴」になってしまいます。
「ブラウザ」のかたわらに、
「ナビゲーションサイト」 、
「App store」の代わりにも使われています。
「ナビゲーションサイト」として使う人は、
先のデータでわかりますように50.2%もあります。
「App store」として使う人は、
実際にアプリケーションをダウンロードしているのは、なんと48%もあります。
これらは中国ならの特徴ですね