中国の祭日・祝日


もうすぐ中国一年中最も賑やかな祭日「春節」が到来しますが、日本の年末年始商戦なみに、中国各地の売り場も熱いです。

中国の祭日・祝日を大きくわけると、「法定祝日」・「西洋祭日」・「伝統祭日」三つのジャンルになります。

法定祝日

法定祝日は政府側が策定した祝日です、国際婦人デー、労働記念日、青年の日、建党記念日、人民解放軍記念日、教師の日、建国記念日などがあります。婦人デーに女性が優遇されて、半日だけ休めます、中には授業員の女性に花をプレゼントする会社もあります。基本的に法定祝日は内容によって、ケース・バイ・ケースで休みがあります。

西洋祭日

最近の中国では、欧米からの影響も受けて、西洋から伝わってきたバレンタインデー、エイプリルフール、母の日、父の日、ハロウィン、クリスマスなども祝うようになりました。ただし政府、会社、学校などの公的機関は休みません。

伝統祭日

伝統祭日は昔から伝わってきた中国人に一番馴染みが深い節分です。春節、元宵節、端午節、七夕節、中秋節、重陽節、臘八節などがあります。春節だけ、全国揃って休みに入ります。中国に進出しているところは要注意です。

中国人は各祭日・祝日にお互いにプレゼントを贈る習慣があります。売上を伸ばす好機として、是非中国の祭日・祝日も把握して置いてください。特に中国文化を背景に、プロモーション・販売のほうもアレンジできればと思います。以下いくつか伝統祭日をピックアップして紹介させていただきます。

春節(しゅんせつ)

「春節」は旧正月を祝うための祭日です。一年間最大のイベントとして、「家族団らんの日」でもあります。

最近の中国では、出稼ぎの人が多く増えているので、年に一回帰省する貴重な機会ですから、両親に保健用品・サプリメント・貴金属アクセサリ、子供におもちゃ、食べ物など、家族にプレゼントをする習慣があります。年越しのために買った商品は専門用語「年貨」を使うほどです。また新年に新しい服を着る風習もあるので、アパレル関係も好調なはずです。

元宵節(げんしょうせつ)

元宵は春節後最初の満月の夜のことです。実は古来の中国では隠れた「バレンタインデー」としても知られています。昔の中国では未婚少女は外に出てはいけないという決まりがあります。年に一回元宵の時だけ灯会を観賞するため、外出が許されています。古代から元宵は恋の物語が生まれる日ですね。

北宋時代大詩人欧陽修の漢詩
去年元夜时 花市灯如画 月上柳梢头 人约黄昏后
今年元夜时 月与灯依旧 不见去年人 人湿春衫袖
去年の正月の十五夜、花市の燈籠の明かりはまるで昼間のように明るく、月は柳の木の梢にかけるような夕方、彼と逢う約束をした。今年と同じであるのに、私の恋人の姿が全く見えなかった。私はこっそり涙を流して新しい服の袖を濡らす。

日本で恋人同士で贈るチョコなどのプレゼントは、中国の元宵前後も売れるはずです。

清明節 (せいめいつ)

地方によっては「寒食节(かんしょくせつ)」とも言います。わかりやすく言えば「墓参りの日」です。その日になると、先祖の墓参りはもちろんなことですが、ちょうど緑が増えてきた季節ですから、郊外へ游びなども行きます。アウトドア系は好調なはずです。

重阳節 (ちょうようせつ)

唐の時代から盛んでいた節分です。今では、「老人節」となっています。この日になれば、「登高(とうこう)」といって、厄除けのため、高いところに登る習慣があります。季節的に、菊が咲く頃で、昔は菊の宴会が行われましたが、今ではあっちこっちの公园で菊の展示会があります。後老人節ですから、親孝行もしなければ、関連商品は節分の前後でよく売れます。

2012春節龍年