スマートフォンの一般普及によって、スマートフォン向けの位置情報サービス(LBS:Location Based Service)も中国で広がっています。
位置情報サービス(LBS)はスマートフォンとの相性が良く、日本でも知られているアメリカ発のサービスフォースクエア(foursquare)は「Twitterの次にヒットする」と言われていますが、実際にSNSだけではなく、位置情報や店、観光スポットなどの現実社会と絡めて、プロモーション・販促を展開する企業も少なくないです。米国では、スターバックスやマクドナルドなどが成功事例も見られます。では、中国の状況をみていきましょう。
プリンタを持っていない家庭が多い中国では、スマートフォンと連動した位置情報サービスLBSは代用できるプランかもしれません。現在中国で一番流行っているLBSは街旁(ジェパン)です、1年前に設立された新しい会社ですが、登録ユーザー91万人を掲げて、北京と上海を中心に展開しているサイトです。ショッピング・グルメ・交通案内など様々の場面で活躍されています。
中国側の企業もこの新しいサービスを見逃しませんでした。すでに1万社以上利用していると言われています。中国のローカル企業はもちろん、スターバックス、マクドナルドなどFoursquareで成功事例を作った多国籍企業は街旁でも横展開しています。下図は街旁で人気のブランドです。
レッドブルの事例
これから中国のスマートフォンの普及によって、上記のような位置情報サービス(LBS)は中国でも一層利用されそうです。