CNNICの統計によると、中国モバイルインターネットのユーザー数は3.03億人に達しました。その内3Gのユーザー数は約7千万人です。モバイルインターネットユーザー数が増えることで、彼らが接している情報と発している情報は断片化する傾向が見られます。
■モバイルインターネット利用頻度
56%のユーザーは、一日複数回モバイル端末でインターネットに接続している
72%のユーザーは、毎日少なくとも一回モバイル端末でインターネットに接続している
■モバイルインターネット利用時間
21%のユーザー毎日の利用時間は1時間を超えている
42%のユーザー毎日の利用時間は30分を超えている
■モバイルインターネット利用アプリTOP5
- コミュニケーション
- 情報サービス
- イメージ・ブック
- 音楽
- ゲーム
※ニールセンより(2011年)
上記のデータを分析すると、キーワードは「暇」と「ソーシャル」です。普段生活に空いてしまった暇(断片化した時間)はモバイルインターネットの発達によって、ネットコミュニケーションなど情報の送受信に活用されるようになりました。ソーシャルネットワークやマイクロブログの出現はまさにこういう流れの必然的結果になります。
中国においても、世界に共通して、同じような状況が発生しています。ウェブマーケティングを考えた時に、まとまった情報発信はもちろんのこと、上記のような「断片化した時間」向けの発信も考慮に入れなければならない時代になりました。