中国SMO:基本から覚える16つのルール(後編)


皆さんの役に立つのかなと思いながら前編を書きましたが、弊社の経験上では、SMOの効果は「短期効果」と「長期効果」があります。

SMOを実行すると、様々なソーシャルメディアで取り上げられ、リンクという形で帰ってきますが、それによるトラフィックアップ増は「短期効果」です。「短期効果」と言いつつも、ソーシャルメディアを相手にバイラル投稿を実行した場合、PJ終了後の半年間もしくはそれ以上の期間内で、投稿した記事からずっと一定のトラフィックがきます。

ソーシャルメディア等外部サイトからのリンクが徐々に増えると、検索エンジンの順位が上がる効果もあります。それによるトラフィック増はSMOの「長期効果」です。サーチエンジンの考え方では「みんながリンクしているサイトがいいサイト」、SMOの考え方だと「みんながシェアしているサイトがいいサイト」、ネットのソーシャル化の発展によって、これからリンクは唯一の評価基準ではなくなると思いますが、ブックマーク数、Reweet数、RSS購読数なども参考データになります。SMOはトラフィックだけではなく、企業のブランディングにも貢献できるようになると思われます。

9~16条は考え方よりのアドバイスなので、加筆せずにそのまま転載させていただきます。

9. 観客が誰なのかを知ろう
ターゲットユーザーを知らいのは困ります。誰もが自分の製品を欲しがるわけではありません。あなたと好みが合うユーザーと、そうでないユーザーが存在するのです。あなたは、あなたのメッセージの内容と、それが誰の好みに合っているのかを知らねばなりません。

10. 受けるコンテンツを作ろう
自然に社会に受け入れられる種類のコンテンツというものがあります。どんな業界で、どんなしょうもないものを売っているとかいうことが重要なのではなく、きちんと受けるコンテンツを作れる可能性が常にあるということが重要なのです。ウィジェットを作るのか、人々を笑わせるのか、ホワイトペーパーを書くのか、といったことにかかわらず、受けることは可能です。どんな種類のコンテンツを作るべきかを考えてください。

11. 正直でいよう
コミュニティはペテン師を認めません。

12. 立場を忘れず、謙虚でいよう
アルファブロガーや有名評論家のようになって調子に乗ることがあります。そんなときは、道端であなたに手をさしのべた人々を思い出してください。それらの人々への敬意によって、調子に乗った状態から目覚められるでしょう。

13. 新しいことを試そう。新鮮なままでいよう
ソーシャルメディアは分単位で変化しています。あなたの専門分野について、新しい道具や製品、新しい挑戦を維持し続けてください。

14. SMO戦略を開発しよう
目的を決め、目標を定めましょう。これらの戦術を実行することの結果、得たいと願っている成果がどのようなものであるのかを確認しましょう。それが評判なのか、販売なのか、影響力なのか、信頼性なのか、慈善なのか、トラフィックやページビューなのか、または別の何かなのか。

15. SMO戦術選びは賢くやろう
どんな行動が、求めている結果に対して、どれだけの衝撃をともなって、どれだけの影響力を持つのか、ということを認識しましょう。PlumのHans Peter BrondmoによるSES San Joseでのセッション「Marketing with Social Media」によると、ソーシャルメディアの関係者のうち、1%の人々がコンテンツを作成し、10%がその内容を豊かにし、90%はそれを消費しているといいます。多くの影響がコンテンツの作成者とそれらの再利用者によって支配されているのです。コンテンツを制作することでできることを考えるのと同様に、そのコンテンツの再利用による最も生産的な結果についても、何ができるかということを考えてください。

16. SMOをプロセスと習慣の一部にしよう
いいSEOを目指すのであれば、SMO戦術はベストプラクティスの一部になるべきです。ドキュメント制作のテンプレート段階や、情報配分のの一部分として、SMO戦術を取り込む方法を見つけましょう。ソーシャルブックマーキングを奨励することや、被リンクに報いるようなような細かいことであれば、それを標準的な習慣とすることも可能です。

考え方の部分を省いて、現時点で実行できる施策は主に
■ソーシャル媒体向けに積極的に発信すること
チャット、SNSBBS、フォーラム、ブログ、マイクロブログ
中国ユーザーが情報をシェアするルートとは?
■被リンクに報酬を与えること
リンク元を表示するなど、中国では被リンクの購入も可能です。
■コンテンツをソーシャル媒体でシェアすること
優酷youku.com)、土豆(tudou.com)などのビデオ共有サイト、百度文庫(wenku.baidu.com)、豆丁網(www.docin.com)
■ソーシャル媒体へ転載するための仕組みを用意すること
中国ソーシャルサービスを網羅した「ボタン」
■コンテンツを他のサイトを利用しやすいように加工すること
RSS等のフォーマットに
APIを提供すること
ほかのサービスにマッシュアップされやすいように、API公開も有効です。
■業界の情報を発信すること
RSSアグリゲータ、爱聚合(http://aijuhe.net/)などの自動コンテンツ・アグリゲータの導入が考えられます。
■ユーザーとインタラクティブなコミュニケーションをすること
サイト上に投票・評価のなどの機能をつけて、ユーザーのやりとりに参加し、コア・ユーザーに報酬を与えて、さらに広範囲の口コミの広がりを図ります。

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