中国電子ビジネス研究センターの情報によると、最高6218社が競合していた共同購入サイト業界では、ほぼ四分の三の会社が倒産してしまいました。現在ランニング中のサイトは1548サイトで、これは、2010年Q3の市場規模に逆戻りしました。
しかし、共同購入業界自体は売上伸び続けています。2013年上半期、売上は238.98億元に伸びました。同期より63%増です。シェアトップテンのサイトは市場48%で、大きなウェートを占めています。またグループサイトユーザーは約50%はホワイトカラー層で、25歳~29歳の若手ユーザーは45%で、学歴も大卒40%が圧倒的に多いです。
結論をいうと、一般消費財を扱うリアル店舗で中国進出するには、共同購入サイトは有効な誘導手段です(特に若者向けの商品)。サービス提供先が乱立する時期よりも、いまこそトップレベルのサイトを選んで、トライアルするタイミングだと思われます。
通常のPC市場のみならず、O2Oということで、モバイル・インターネットにおいて、共同購入サイトの存在感も強いです。
ロイターの記事によると、中国百度も大手共同購入サイトを買収
中国の百度、共同購入サイト「糯米網」の株式を取得へ
現存のLBSと地図などのモバイルサービスをECの面でも補完するという。