中国語SEO:被リンク対策

中国のSEO(検索エンジン対策)では、サイト内部の対策においては日本語SEO(検索エンジン対策)と大きな違いはありません。しかし、外部対策、特に被リンク対策は日本とは別の対策が必要となります。

良質の外部リンクを導入しようとすれば、有料でPagerankの高いサイトのリンクを買うしか方法がありません。

一方、下記のようなサイトへの登録は、無料で行うことができます。リスクを踏まえた上で、被リンク対策に活用ください。

※ペイドリンクの購入は、いわゆるブラックハットSEOに相当するものです。
googleは明確にペイドリンクを評価しないと明言しており、
これらの利用によってサイトがペナルティを受ける危険性があります。
※百度対策に被リンクを導入したい中国語サイトを他言語サイトと切り離すなど
リスク軽減策が考えられますが上記リスクがゼロになるわけではないとご承知おきください。
※また、無料であっても情報を外部媒体に載せることの是非はよく調べてご判断ください。

1.ブログ、特に中国ポータルサイトが運営しているブログ

中国ポータルサイトが運営しているブログ

中国語のブログ、特に中国の著名なポータルサイトが運営するブログにサイトの情報を登録すると、単に外部リンクを増やせるだけではなく、サーチエンジンへの収録スピードも早まるものと思われます。

2.SNS、特に中国検索エンジンが運営するSNS

SNS、特に中国検索エンジンが運営するもの

SNS、特にサーチエンジンが運営しているSNSに登録すると外部リンクが増えるのはもちろんのこと、サーチエンジン自社運営のサービスに登録しているため、場合によっては特定キーワードの検索順位が登録元のサイトより高くなることがあります。ただし、審査が厳しいので、カテゴリ、タイトルの選別、さらにサイトの宣伝臭くならない「コピーライティング」が必要となります。登録の難易度は高くなりますが、試す価値は十分あります。

3.Q&Aサービス

中国語Q&Aサービス

外部リンクを増やすと同時に、場合によっては、同様の質問をしたいと考えるユーザーから口コミ効果も得られます。ただし、審査が厳しいため、登録の難易度は高くなります。質問形式の書き込みになりますが、書き込み時には細心の注意が必要です。運営者に宣伝だと見破られるとすぐに削除されます。

4.百科事典サービス

百科事典サービス

百科辞書に載せれば、外部リンクを増やせると同時に、他のサイトからのトラフィックも期待できます(百科辞書サイトは他のサイトからよく引用されるため)。ただし、審査が厳しいため、サイトを登録する項目との整合性が必要になります。

5.イエローページサービス

イエローページサービス
企業のデータベースに登録して外部リンクを増やす方法です。世界共通の企業情報露出方法です。
多くの中国企業がこのようなサイトに登録しており、キーワード検索をすると、
検索結果をこのようなB2Bポータルサイトが占める表示結果になることも珍しくありません。

※自社情報が掲載される場所が増え、ユーザーとタッチできるチャネルが増加するのは、それ自体は悪くないことです。ただし、情報が正しいうちは。自社情報を把握できないほどにばらまくと、今度は変更を加えるのが大変になります。こうした将来の隠れた運用コストについても、上記の外部リンク獲得自体の是非と合わせて考慮しておくべきだと考えられます。