特色のある現地向けサービスが好評の結果、Google中国が第1四半期の市場シェアを伸ばしています。
昨年の南部地域での大雪害の時は、春運(春節休暇による交通ラッシュための特別輸送体制)交通路線図サービスを提供し、ユーザーより高い評価を受けました。
今回の5.12四川大震災後、Google中国は“Google中国親族情報検索サービス”を開始しました。検索エンジンに探したい親族の名前を入力すると、その方の情報が表示されるシステムとなっています。このサービスによって、親族の現状をいち早く知ることができます。例えば、検索エンジンに“李科”と入力すると、李科という名前の方の情報が一覧で表示されます。情報源として中国のネットユーザーの中国の有名SNSやフォーラムなどの書き込みをベースにしています。
http://www.google.cn/intl/zh-CN/qinren/cse.html
地震災害が発生したとき、電話やFAXなどの通常連絡が取れる手段が使えなくなることがありますが、Googleや中国のたくさんのネットユーザーの自発的なヘルプ行為によって、いち早く自分の家族や親族の安否が確認できます。ユーザーの心を掴むサービスです。