中国携帯メーカー「Xiaomi」は先日「mi3」スマートフォンを発売しまし、わずか86秒でオフィシャルHPで10万台「Xiaomi Mi3」を完売させました。中国Web制作・EC直販のトレンドを把握するため、そのLP(ランディングページ)を見てみることにしました、中国向けのLPを構築する際にひとつ参考になります。
メーカーが公表したアクセス解析データ(GA)、発売直前同時オンライン人数88万人、発売後2分間で377万PV、そして10万台があっという間に売り切れました。
小米「Xiaomi」とは?
小米「Xiaomi」は、「中国のアップル」と言われる新興スマートフォンメーカー。同社の時価総額評価は100億ドルを超える。これまで発売したmi1、mi2は「低価格×高品質」を実現、ハイエンドだがiphoneの約半値で入手可能、「コストパフォーマンス」抜群。販売はオフィシャルサイト直販のみ。
「mi3」とは?
「Xiaomi Mi3」は、NVIDIA製のモバイル向けプロセッサ「Tegra 4」を搭載する世界初のスマートフォン。ストレージは16GBモデルと32GBモデルが用意されている。16GB版の価格は1,999元(約33,000円)~。ディスプレイは5インチのフルHD(1,080×1,920ピクセル)液晶、OSはAndroid(MIUI採用)、メモリは2GB、カメラはメインが1300万画素、サブが200万画素。
それでは、86秒で10万台の「mi3」を売ったLPを見てみましょう。まずはソースで確認できる情報から
LPコード関連ベース情報
LPデザイン関連ベース情報
見やすく、スタイリッシュなデザインになっています。
- フォントは”Microsoft Yahei”14px採用
- 960グリッド固定幅(レスポンシブではありません)
- 白ベース+ブランドカラー(#FF6F3D)がメイン配色、背景には灰色(#F5F7FA)
- ナビーゲーションとアイキャッチは幅いっぱいですが、コンテンツは左右交替配置、フッターは四つのブロックにわかれている
コンテンツ関連のベース情報
トップページに配置しているコンテンツをおさらいします。左から右、上から下へ順番。
※動画コンテンツは外部プラットフォーム(youku)を採用
- トップエリア:ロゴ、検索ボックス、会員登録、カートシステム
- グローバルナビ:同社商品案内
- ローカルヘッダーナビ:LPのコンテンツ案内、購入ボタン
- アイキャッチ:キャッチコピー、メインスペック、お値段、購入ボタン、アイキャッチイメージ
- ビデオ:商品紹介動画、発表会の動画、商品関連PPT、MIUI紹介動画(独自開発したUIシステム)
- メインコンテンツ:NVIDIA Tegra 4情報、シャープRetinaディスプレイ、ソニーExmor RS 28mmカメラ、3050mAh大型バッテリー、3G・NFC・wifi対応、8.1mmの薄さ、独自のUI(MIUI V5)、MiCloudクラウドサービス、xiaomiAPPストア
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