本題の前に一つネタをご紹介させてください。オランダ【スキポール空港】のトイレクリーニング事情です。人間の本能を利用した仕組みは見事の策です。
オランダのスキポール空港の、男子トイレの小便器にハエの絵を描いたところ、トイレの汚れがかなり減って、それまでかかっていた清掃費の20%(1億4千万)も削減されました。なぜハエを書いたところで、綺麗になるかというと、男性は用を足す際に反射的に蝿を打ち落とそうとするので、結果的にトイレを綺麗に使用することによって、掃除が楽になりました。
さて、本題に入りますが、落書きがしたいのも、人間の本能かもしれません。(表現欲?思い出づくり?祈願?)、日本でも、毎年費用をかけて、消していると思います。毎年掃除に莫大の費用をかけるよりも、インターネットに少々の費用をかけて、この悩みを解消できればと思います。
発想としては、インターネット上で【落書き】をさせることで、観光客の表現本能を引き出します。また観光客による個性豊かな発信も、観光振興に一役買うことができるかもしれません。落書き被害の多いところこそ、こういうのを導入すべきかと思われます。落書きはポジティブの思考で考えると、間違った場所に観光客から押した【いいね】ですね。
早速ネット上で情報を探してみると、立命館の学生らも似たようなシステムを考えているようですね。【仮想落書きを用いた観光地への誘導支援システム】、どなた有志な人は是非国・自治体に推薦してください。
リアルで実現しようと思うと、必要なものと機能を考えてみました。
機材
1.看板・モニター(モニターの場合は落書きウォール、看板の場合はQRコード付き)
2.無線ルーター
スマホ対応のウェブ機能
1.バーチャル落書き、落書きウォール(twitterの落書き専用版?)
2.バーチャルチェックイン(スポット情報をマルチ言語表示、foursquareイメージ)
3.バーチャル観光マップ(スポットのチェックインが増えると、次第に自動的にマップになる、Googleマップイメージ)
4.バーチャル絵馬(懇願専用)
5.メモリアル(○年後当時の作が届く、CRM?)