百度SEM広告の裏事情:不正クリック


中国社会では、ありとあらゆるところに裏事情が存在します。単に表側を知るだけで、物事はうまく運べません。今回はすべての百度広告運営者のために、中国百度SEM広告の裏事情【不正クリック】をご紹介させていただきます。

リスティング広告自体は誕生した日から、悪意クリックは常に悩みの種です。百度のリスティング&コンテンツネットワークサービスも例外ではありません。

不正クリック実行者について

競合からの不正
中国では、競合からの悪意クリックはよくあることです。通常百度リスティングは毎日の消費額が設定されています。限度になると、自動的にオフラインになります。つまり不正クリックによって、相手の広告がオフラインになったら、自分の広告が上位に浮上するというわけです。現段階ではほぼ対処方法がありません。

コンテンツネットワークサイト運営者の不正クリック
こちらはわかりやすいです。コンテンツネットワークの運営者は広告から収入を得っているので、広告がクリックされなければ、収入がありません。現段階では、彼らによる不正クリックが一番多いと言われています。コンテンツネットワーク広告は思ったより成果が上がらなかった時は、広告出稿先を見直しましょう。

代理店からの不正クリック
中国国内では、百度広告実際に消費した費用の一部をサービス費としていただく代理店契約があります。つまりクライアントの広告費用が消費されるほど、代理店の収入も上がります。こちらは定額のサービス費用に切り替えたほうが良さそうです。

不正クリック実行方式について

個人で手動でクリックしていくのが一番普通です。筆者もそういう行為を目の当たりにしたことがあります。当事者によると、毎日PCにログインしたら、競合のリスティング広告をクリックしていくのは日課だったそうです。

SEOERのグループ行動もあります。中国百度はアルゴリズムを頻繁に変更しているので、調整するたびに、元々上位だったサイトの順位が下がるなど、サイト運営者にとって不利益になることもよくあります。恨みを買った百度はSEOERの逆襲を喰らいます。彼らはグループを結成して、クリック単価の高いリスティング広告を不正クリックしています。特に医療関係のサイトはよく狙われています。

ソフトによる不正クリックは一番手強いです。こちらは設定するだけで、狙われた先の広告費が飛んでしまいます。中国国内では、そういうソフトを販売しているところも複数あります。

下記は関連ソフト販売サイトのキャプチャです。URLは控えさせていただきます。

百度側も一生懸命不正クリックの防止策を練っていますが、利益が存在する限り、これはエンドレスの戦いですね。
百度不正クリック