日中ウェブの大きな違いの1つはモバイルへの対応。中国現地のウェブはPCサイトのほかに、モバイルサイト・WAPサイトを構築するのが主流です。対して、日本では、レスポンシブWebデザインが広がりつつです。以下の注意点はものすごく重要です。百度モバイル検索への対応は怠っていると、せっかく作ったレスポンシブ中国語サイトは台無しに。
百度モバイル検索は自動でPCサイトをモバイルサイトに変換
つまりせっかく作ったレスポンシブ中国語サイト、もしも宣言しないと、百度モバイル検索によって、自動的に百度フォーマットのモバイルサイトに変換されます。見栄え・レイアウトはすべて崩してしまいます。それに不要な百度広告も漏れなく付いてきます。
以下のメタタグ、予めheadに埋めましょう。no-transform、no-siteapp文字通り、変換しない、百度siteappしないことを宣言します。
<meta http-equiv="Cache-Control" content="no-transform" /><meta http-equiv="Cache-Control" content="no-siteapp" />
百度モバイル検索はレスポンシブwebをインデックスしない?
百度モバイル検索はm.○○○.comのモバイルサブドメインを好んでインデックスします。レスポンシブwebはPCもモバイルも、同一ドメイン・同一URLで、ここも宣言しないと、百度モバイル検索になかなかインデックスされないです。
よって、以下の宣言も必須です。
<meta name="applicable-device" content="pc,mobile">
その他中国百度モバイル検索への対応点はいろいろありますが、次回また紹介させていただきます。