海外から集客:多言語音声ガイドブックApp応用例


中国情報産業部の統計によると、2011年5月で中国携帯ユーザー数は9億1014万人になりました。

その内、3Gの契約者は約7千万人です。つまり中国スマートフォンユーザーやタブレット型PCユーザー(iPhone&iPadなど)が一段と増えたのです。

新しい端末のユーザーの増加にともなって、新しいビジネスも生まれるでしょう。震災後の日本観光業界を応援する気持ちで、中国観光業界で頭角をあらわした携帯端末向けのアプリをすこし紹介させていただきます。

観光のときに、誰でも以下の体験があったかと思います。例えば中国の、特に「紫禁城」のような大きな施設に入ってしまったときに、

  • 施設が大きすぎて道に迷ってしまう
  • 施設を回る最適な路線が見つからない
  • 自分のわかる言語に対応できるガイドさんがいない
  • いまの居場所がわからない
  • トイレ・売店の場所がわからない

上記のような悩みを解消するために開発されたAppがあります。

紫禁城案内App

求思社が開発したApp Store対応のtouchChinaシリーズです。GPSと連動した音声ガイドブックAppです。これさえ持っておけば、上記のような悩みはあっさり解消です!同社が開発した万博会場用の3D案内アプリは20万回のダウンロード実績を記録しました。

ちょっと意外な展開ですが、紫禁城のアプリは海外の旅行社からも注目を集めました。元々中国語だけに対応しているアプリですが、アメリカ旅行社Wildchinaとの提携で、すでに英語されしました。iPhoneとiPadのタッチ操作は元々言葉要らず、ユーザビリティやグローバル性に優れていて、多言語化されるとまさに鬼に金棒です。海外旅行代理店にとっては、販促をはじめ、人件費削減、個人旅行案内など様々な場面で重宝されるツールになるかもしれません。

日本の大きめの観光スポット(皇居、城)、テーマパーク(ディズニー、USJ)にとって、上記の事例は一つの参考になるかと思われます。多言語化した音声案内アプリを海外旅行代理店などに配布すると海外からの集客に繋がる可能性があります。