国慶節“爆買い”は香港のおかげ?


中国国慶節に日本各地での中国観光客の“爆買い”がまたもニュースになりました。しかしなぜ例年より中国観光客が多く訪れたかというと、実は香港の“おかげ”かもしれません。これまで、中国観光客の買い物の目的地No.1は香港でしたが、昨年から香港の反中・反密輸事件が相次ぎ、今年の連休は多くの観光客が目的地を日本と韓国に変更しました。

香港の同じ場所での今年と昨年の比較です。
昨年賑わっていた観光客がほとんどいなくなりました。

香港衰退

香港衰退

その一方、同時期、日本はこのような状態でした。インバンドビジネスは絶好調。
中国観光客は日本へ

結果的に、香港の反中・反密輸事件は本当の密輸客を阻止できず、逆に中国大陸の富裕層から敬遠されてしまったようです。旅行の費用を捻出できる消費者層であれば誰でも、嫌がられる場所よりも歓迎される場所で買い物したいはずです。

正直なことを言えば、日中の政治関係が冷え切っている時には、両国の国民はお互いにいい感情を待ちません。日本が中国観光客で賑わっているのは不思議に思えます。中国人観光客は確かにマナーなど注意すべき点がありますが、そういうマイナス面を強調しすぎると、双方にとってよくありません。香港は戒めです。