偽日本商品のランディングページから学ぶこと

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先月、中国政府はGoogle中国を痛烈に批判しましたが、それもまったく無根なものではありません。私も実際にGoogle中国のイメージ広告から偽日本ダイエット商品を販売するサイトに飛んだことがあります。明らかに不自然な日本語です。これって、本当に日本原産の商品なのか!?「何だこりゃ!」と躊躇する皆さん、ちょっと待ってください。目線を変えれば、実は中国向けのランディングページとして、以下のサイトでも勉強できることがあります。

纤美惠
http://www.xianmeihui.com/

偽日本商品

専門家

結論からいうと
1.日本原産を証明するため、適度に日本語を保留。
中国人の大半は日本語が読めませんから、上記のサイトのような変な日本語でも通じるなら、中国向けのランディングページを作る時に、適度に日本語を残したほうがよさそうです。日本の製品と信じてもらいやすいです。

2.専門家、消費者の話を引用
中国人にも同調心理が働きます。特に専門家の話に弱いようです。また、ランディングページ上にある消費者の声、注文を受けるの状況をリアルタイムで中継するなどの仕組みもこの心理を働かせるためのものだと思われます。

3.IMソフトサポートは中国流
こちらは以前にも記事を書いたことがありますが、上記サイトも画像にあるQQのほかに、右側を見るとオリジナルなオンラインサポートサービスも導入されているようです。

4.決済は支付宝(アリペイ)をご利用
ついにユーザー数が2億人を突破した中国決済サービスの王者支付宝(アリペイ)ですが、上記サイトにも目立つところに関連マークや文言を配置しています。

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