女性市場は高所得市場と並んでEC業界が重視する市場ですが、先日テンセントが中国女性のソーシャルメディア系データを発表したので、紹介させていただきます。
中国女性ネットユーザーのよく訪問するソーシャルメディア
上から下へ、利用者数の多い順になっています。IMグループ(QQグループ?)は思ったより活躍しているようです。またBBSも最近人気のあるマイクロブログより上でした。この2つの結果は、どちらかというと中国だからこそかもしれません。
IMグループを活用した広告事例は中国以外ではあまり見かけませんが、QQはどちらかというとローカルのツールなので、そもそもQQグループ機能でソーシャル効果を狙うという発想は中国以外のクライアント様にはないのかもしれません。
中国女性ネットユーザーのソーシャルメディアの使い方
- 家族、友達、同僚、学友の最新情報を入手
- 転載記事を閲覧
- 最新ニュース・情報をチェック
- 自分の最新情報・写真を共有
- 自分の考えや観点を発表
- 同じ趣味の人と交流
- 社会事件の真実・裏を知る
- ゲーム
- 投票イベントに参加
- 記事転載
- 出会い
- 他人のアップした資料をダウンロード
- 資料をアップして、他人に共有する
- 同じ趣味を持つ人の最新情報とお薦めをチェック
- 有名人の最新情報をチェック&FB
- 投票などのイベントを行う
こちらも面白い結果です、思ったよりも積極的に情報を仕入れているようです。やっはり女性とバイラルマーケティングの相性は抜群です。トップスリーをみていきましょう。
1.家族、友達、同僚、学友の最新情報を入手
家族・友達の情報を頻繁にチェックされているので、人間関係のネットワークを使った口コミは狙いやすいです。
2.転載記事を閲覧
転載記事というのは、かなりの率で広告が入っていると思いますが、広告だと知っていても、よく閲覧されているのは不思議ですね。きっと広告以上にバイラルコンテンツの力が強かったでしょう。
3.最新ニュース・情報をチェック
一見ちゃんとしたニュースと思われるかもしれませんが、実はかなり加工されているニュースかもしれません。特にSNS、BBS、ブログ、マイクロブログなどは事件ニュースを得意としています。