中国向け口コミプロモーション:リプトン事例


前回はソニー・エリクソン様の事例をご紹介させていただきましたが、2009年の中国向け口コミ案件を語る場合、リプトン様の案件ははずせません。

リプトン(Lipton)は、1890年にサー・トーマス・リプトンによって設立された、世界的に有名な英国の紅茶ブランドです。中国語圏では「立頓」と表記されています。中国市場に進出してから、5年にして中国ティーバッグ市場のNo.1になりました。口コミを利用したブランディングは実に見事でした。

2009年11月頃に終了したティーバッグプレゼントキャンペーンをご紹介します。

■通常のやり方:メーカー側がユーザーに直接プレゼントを送呈
■リプトンのやり方:ユーザーがお互いにプレゼントを送呈

具体的にいうと、ネット上で友人の電話と住所を記入するだけで、友人に紅茶のプレゼントを送ることができる仕組みです。つまり無料で友人にお茶をおごることで口コミを狙う手法です。

成果をまとめると、わずか2週間で21万のユーザーがサイトに登録し、実際に自分の友人にお茶を送りました、また一ヶ月のキャンペーン期間内で総計1200万のセッション数を叩きだしたのです。UUも400万超です。ささやかなプレゼントですが、ユーザーがリプトンのキャンペーンを通じて、友人に伝えた気持ちのほうが大切です。一石二鳥のユーザーを交えた手法は実に見事です。2009年最も成功した口コミ案件のひとつとなります。

ソニー・エリクソン様の事例