中国人のバケーションは女性が決める

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中国旅行研究院の統計によると、2011年中国の国内旅行と海外旅行合計人数は26億7000万に達しました。2012年度は30億人を突破する見込みです。とりわけ海外旅行は2011年に比べて22%増加する予測です。日本のインバウンド市場に朗報ですね。

そんな中で、中国オンライン旅行サービスサイト「去哪儿」の2011年度統計結果によると、中国の約85%のバケーションは、女性が最終的に判断しています。目的地、コース、宿泊、交通手段などの決定権を持つようです。

つまり、中国人観光客が観光に来るかどうか、どこに行くか、どういうルートで回るか、どこに泊まるか、どう移動するか、について中国人女性がすべての鍵を握っているようです。中国向けのインバウンドを活性化するには、中国女性客に喜んでもらえるように情報発信と案内を考えるべきではないかと思われます。

以下、「去哪儿」の2011年度統計結果を一部抜粋します。

98%の女性が出かけたい気持ちを持っています。意欲と経済力は確実に伸びています。
中国女性観光客

東京は4位にランクインです。しかしソウルに負けました。アジア近場が殆どですから、日本も地理的に有利です。
中国女性観光客

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