先ごろ、大手通販サイト「ニッセン」は百度と提携し、中国向けの通販サイト「日本の窓」をオープンしました。
すこし調べた結果、同社の中国語簡体字サイトは三つもあるようです。
元々の中国語サイト
http://www.jshoppers.com/index-gb.asp
百度と提携した「日本の窓」
http://www.jshoppers.com.cn/index.asp
Taobao店
http://shop34497281.taobao.com/
百度と提携したサイトはなぜか日本国内からはアクセスできないようです。詳しくは「中国リアルIT事情」様の記事をご参照ください。
それにしても一つ不思議なことがあります。同じ商品でも、TAOBAOで買うと「日本の窓」より安くなります。
中国はもちろん、世界中の消費者は安いほうを選ぶと思います。自社サイトで競争するのはなぜでしょう?
また、TAOBAO上で日本からの代理購買をする業者もたくさん存在するわけですが、同じ商品について、彼らが出した値段はいくらなのか?TAOBAOでNA960503を検索した結果をチェックしてみたところ、すぐにオフィシャルサイトより安い値段で提供する店が見つかりました。商品代金と送料をあわせるとオフィシャルサイトより100円ほど安くなります。もっと探せば、もっと安い値段で見つかるはずです。
同じような商品だったら、一円でも安くなる店に流れていくと思いますが、中国の購買代行業者がニッセンに挑戦状をたたきつけたとも言えます。