6月9日にアリババ傘下のアリソフトは、IMソフトアリワンワン(阿里旺旺)プラットフォームやユーザーを利用し、ネット広告市場に進出することを表明しました。
TAOBAOサービスや仕組みに連動する機能を売りに(オンラインサポートや検索結果などに使われている)、急速なシェア拡大を実現したアリワンワン(阿里旺旺)ですが、これまでユーザビリティなどを理由に広告を出したことがありません。
アリソフトの統計によると、2009年5月まで、同ソフトのユーザーは1億3000万人を超えました、その中アクティブなユーザーは7000万人と言われています。Taobaoの影響も大きいですが、主に22~28歳、月収3500元(日本円5万円)以上、購買力のある若者を集めることに成功しています。アリババにとって収益確保できるサービスとして期待は大きいですが、広告主にとっては、TAOBAOのリスティングサービス以外、上記ユーザー層にアプローチできる新しいルートができたということになります。