「ウェブサイトは営業マン」は間違い!

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「ウェブサイトは24時間無料で働く営業マン」というのは、ウェブ制作でよく使われるセールストークです。企業様におかれても、これまでウェブ構築に重点を置く対策を取られていましたが、サイトを作ったあと、「やはり効果が薄い」という結論に至った企業様は少なくないようです。

そこで疑問ですが、

ウェブサイトは本当に「営業マン」なのか?

すでにお気づきの企業様も多いと思われますが、「ウェブサイトは営業マン」の定義は不適切です。バーチャルの世界では、ウェブサイトは企業そのものです。また、営業マンというよりは「店・営業本部」という方が適切かもしれません。ウェうサイトに製品情報やサービス情報を掲載し、SEMSEOバナー広告、テキスト広告、口コミ営業、等、様々なネット上のバーチャル営業ルートを通して、自社情報をお客様に見てもらい、営業活動を行います。ウェブは、リアル店舗とよく似た機能を発揮します。

「無料で営業してくれる」を信じていいのか?

「ウェブサイトの効果が薄い」という結論に至った企業様の大半は、ウェブは無料で営業してくれるツールだと盲目的に信じた結果、このような結論に至ったのではないでしょうか。サイトを作っただけで、「費用を投下しない」「ネット上の営業ルートを整備しない」場合、単にオーガニック検索のトラフィックだけが頼りとなります。そうすると、残念ながら、ほとんどのウェブサイトでは、効果を出すことができません。リアルの世界に例えると、「通行人が偶然店に入って、客になる」という不確かなことを頼りにするのと同じです。リアルの世界でも、バーチャルの世界でも、「無料」という甘い言葉を信じるのは極めて危険です。

どのように営業ルートの営業業績を評価する?

「無料でうまくいかないなら、費用を投下して営業を強化しよう」となります。しかし、これもまた問題です。「費用を投下したが、効果が出ない。効果が分からない」と、お悩みの企業様も少なくないと思います。それを解決するには、リアルの世界の営業ルートと同じように、投下した費用に対して各営業ルートからあがった売上への評価が不可欠です。では、ウェブ上では、どうすれば効果を計るのか?答えはアクセス解析です。

アクセス解析ソフトGoogle Analyticsが無料のワケ

アクセス解析というと、無料で使えるGoogle Analyticsが有名です。ネット上の各営業ルートからあがった成果は、Google Analyticsを活用することで、しっかり把握することができます。となると、「なぜ、そんな素晴らしいツールをGoogleは無料で提供してくれるのか?」ということになります。答えは、同じくGoogleの提供するSEM(リスティング広告)サービスAdwordsです。ネット上の各種営業ルートを比較すると、GoogleAdwordsの営業業績は、他ルートを引き離し、ダントツトップです。つまり、Google Analyticsを無料で提供する本当の目的は、「我々のAdwords営業業績は、他の広告に比べてトップですよ」ということを周知せしめるためです。

【Q】Googleは、こんなに素晴らしいアクセス解析ツールをどうして無料で公開しているのですか? 小杉さん(セミナーでプレゼンしてくださったGoogleのアナリティクススペシャリスト)のお給料は、どこから出てくるんですか?

【A】AdWordsです。ですので、みなさんAdWordsを使ってください。

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